周辺案内

国宝富貴寺大堂

富貴寺は平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。
中でも阿弥陀堂(いわゆる富貴寺大堂)は、宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつに数えられ、現存する九州最古の木造建築物であり、国宝指定されている、まさに『仏の里くにさき』を代表する文化財です。
富貴寺大堂とその中に収められている本尊の阿弥陀如来像は970丈にも及ぶ一本の榧の巨木から六郷満山寺院を開基したとされる仁聞菩薩の手によって造られた、と伝えられています。
他にも大堂の周囲には僧侶が修行のときに使用したとされる、梵字が刻みつけられた仁聞石や鎌倉時代の笠塔婆、室町時代の国東塔等があり、かつての富貴寺の繁栄ぶりを偲ぶことができます。


富貴寺大堂

真木大堂

真木大堂

六郷満山本山本寺、馬城山伝乗寺の堂宇の1つとして建立されたと伝えられています。伝乗寺はかつて六郷満山の「本山八ヵ寺」中でも最大の規模を誇り、満山の中心的寺院として隆盛を極めたといいます。

熊野磨崖仏

熊野磨崖仏

鬼が一夜で築いたという伝説のある自然石の乱積みの険しい石段を登ると、左方の巨岩壁に不動明王(8m)と大日如来(6m)が刻まれています。

宇佐神宮

宇佐神宮

宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮です。 八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后をご祭神にお祀りし、725年に創建されました。

両子寺

両子寺

両子寺は養老2年(718)に仁聞菩薩が開き六郷満山の総持院として栄えた古刹。奥の院、総門、仁王像、苔むした石段などが往時をしのばせる。境内は紅葉の名所 としても有名です。

文殊仙寺

文殊仙寺

国東半島のほぼ中央の文殊山(617m)の山腹にある文殊仙寺。この寺は国東六郷満山霊場第25番札所で僧仁聞が創建した六郷山末山本寺の1つであったといわれています。

天念寺

天念寺

天念寺は六郷満山の中山本寺で、養老2(718)年仁聞菩薩によって開基されたといわれ、平安・鎌倉時代には他の寺院と同様に修験と祈願の寺院として繁栄しました。

田染荘

田染荘

田染荘は、千年の時を刻む中世の荘園村落です。宇佐八幡宮の「本御荘十八箇所」と呼ばれる根本荘園の一つで、水田や周囲の景観を昔のままの姿で守り、受け継いできました。

六郷満山の行事

修正鬼会

毎年旧正月の7日に長岩屋山天念寺で行われる「修正鬼会」、10年に一度行われる「峰入り」などは、1000年以上の歴史があると言われています。